NTT西日本は2027年4月値上げ|通話料・工事費・対象者

固定電話機と光回線用ホームゲートウェイ、光ファイバー、保守工具のイメージ テクノロジー
NTT西日本の2027年料金改定は、通話料・機器利用料・工事費で適用基準が異なります。

NTT西日本は2027年4月1日から、固定電話・ひかり電話の通話料、ホームゲートウェイ利用料、フレッツ光などの工事費を改定します。加入電話から携帯電話への通話は1分17.6円から19.8円へ、フレッツ光の標準的な新設工事は2万2,000円から2万7,500円へ上がります。

西日本で特に確認したいのはホームゲートウェイです。ひかり電話だけを利用する契約は無料から月275円となり、年3,300円の負担増です。ひかり電話なしの低価格プランは提供を終了し、月275円から標準プランの495円へ自動移行するため、年2,640円増えます。通話料と工事費は東日本と共通する部分が多い一方、機器利用料の条件は同じではありません。

この記事では、NTT西日本の公式発表と料金改定特設ページを横断し、誰に・いくら・いつから影響するかを整理します。Econova独自整理として、契約別の年額影響、通話時間別の増加額、東西のホームゲートウェイ料金差を同じ基準で比較します。

結論:通話料・機器利用料は4月利用分、工事費は4月申込分

公式確認できた事実:通話料と対象ホームゲートウェイは2027年4月1日の利用分から自動で新料金になります。一般的な工事費は同日以降の申込分が対象です。法人向けVPNは原則5月1日利用分からで、すべての料金が同日に変わるわけではありません。

項目 主な変更 適用基準
固定電話・ひかり電話 固定・携帯・050IP向け通話料を改定 2027年4月1日利用分
ひかり電話対応ホームゲートウェイ 無料から月275円 2027年4月1日利用分
ホームゲートウェイ低価格プラン 月275円から標準495円へ移行 2027年4月1日利用分
フレッツ光などの工事費 標準的な新設で5,500円増 原則2027年4月1日申込分
VPNサービス 主なプランで月1,100〜2,200円増 原則2027年5月1日利用分

現在の契約を続けるだけなら、料金改定のための申請や機器交換は原則不要です。改定日から自動適用されます。一方、光コラボレーション事業者の料金改定は各社判断です。請求元がNTT西日本以外の場合、NTT西日本の表をそのまま自分の請求額として使わず、契約中の事業者へ確認してください。

通話料は固定向け11.8%、携帯向け12.5%上がる

通話料等の公式案内では、加入電話・INSネットから固定電話への通話は3分9.35円から10.45円、携帯電話へは1分17.6円から19.8円、050IP電話へは3分11.55円から13.2円になります。ひかり電話などから固定電話へは3分8.8円から9.9円です。

主な通話先 改定前 改定後 差額・増加率
加入電話等→固定電話 9.35円/3分 10.45円/3分 +1.10円、約11.8%
加入電話等→携帯電話 17.6円/1分 19.8円/1分 +2.20円、12.5%
加入電話等→050IP電話 11.55円/3分 13.20円/3分 +1.65円、約14.3%
ひかり電話等→固定電話 8.80円/3分 9.90円/3分 +1.10円、12.5%

ダイヤルイン基本プランは1番号あたり月880円から1,100円へ上がります。3番号なら月660円、年7,920円の増加です。国際通話は国・地域で料金が異なるため、海外へ電話する場合は公式の国別料金表を別に確認します。

Econova独自試算:通話量と機器契約で年いくら増えるか

携帯電話向け通話の差額は1分2.2円です。無料通話や割引を使わず、対象通話が月30分、60分、120分ある場合を計算すると、年792円、1,584円、3,168円増えます。式は「月間通話分×2.2円×12カ月」です。

契約・利用状況 月額増加 年額増加 計算条件
携帯向け月30分 66円 792円 30分×2.2円×12
携帯向け月60分 132円 1,584円 60分×2.2円×12
携帯向け月120分 264円 3,168円 120分×2.2円×12
ひかり電話のみ+HGW 275円 3,300円 無料→275円
HGW低価格プラン 220円 2,640円 275円→495円

例えば、ひかり電話だけを利用し、携帯電話へ月60分かける契約では、単純合計で年4,884円増です。内訳は機器利用料3,300円と通話料1,584円です。プロバイダー料金、ひかり電話基本料、無料通話、通話時間の課金単位、光コラボ独自料金は含めていません。実額は直近の請求明細で通話量と機器名を確認して計算してください。

西日本のホームゲートウェイは年3,300円増か2,640円増

ホームゲートウェイの公式案内では、ひかり電話だけを利用する契約の機器利用料は、ひかり電話月額料に含まれていた無料扱いから月275円へ変わります。無線LANカードを使う場合、カード料金の月330円は変更されませんが、ホームゲートウェイ本体の月275円が加わります。

ひかり電話なしで低価格プランを契約している人は、2027年4月に標準プランへ自動移行し、月275円から495円になります。低価格プランは2026年10月31日に新規受付を終了済みです。2026年11月1日以降の解約申出では、24カ月未満でも従来の解約金2,200円はかかりません。

ただし、ひかり電話ネクスト(A・安心プラン・もっと安心プラン)と光回線電話のホームゲートウェイは、公式FAQで有償化の対象外とされています。市販ルーターで代替できる利用形態もありますが、ひかり電話機能を使う場合はNTT西日本提供の対応ホームゲートウェイが必要です。

NTT東日本と西日本は通話料が同じでも機器料金が違う

東西とも主要な通話料と標準工事費は同額ですが、ホームゲートウェイの料金設計は異なります。西日本の契約者が、東日本の記事にある「月495円増」をそのまま当てはめると誤ります。

比較項目 NTT西日本 NTT東日本
携帯向け通話 17.6円→19.8円/分 17.6円→19.8円/分
フレッツ光標準工事・公式Web 22,000円→27,500円 22,000円→27,500円
ひかり電話利用時のHGW代表例 無料→275円/月 契約により無料→495円等
低価格プラン 275円→標準495円へ移行 同じ名称・条件で単純比較不可
VPN開始 原則2027年5月 原則2027年5月

東日本の契約タイプ別条件は、NTT東日本の2027年通話料・工事費改定で整理しています。固定費全体を見直す場合は、物価・賃金・家計の総合ガイドも参考になります。

フレッツ光の標準工事費は5,500円増

工事費改定の公式案内では、派遣工事を伴うフレッツ光新設の標準例について、公式サイトからの申込は2万2,000円から2万7,500円へ、公式サイト以外は2万3,100円から2万8,600円へ上がります。

増加の内訳は、公式Web申込の例で基本工事費が8,250円から1万450円、屋内配線工事費が1万340円から1万2,650円、回線終端装置工事費が2,310円から3,300円です。交換機等工事費1,100円は変わりません。土休日等加算は3,300円から4,400円、夜間指定は2万2,000円から2万5,300円、深夜指定は3万3,000円から4万1,800円へ上がるため、希望日時によって負担差が広がります。

3月31日までの申込なら原則旧工事費

一般的なフレッツ光・加入電話などは、2027年4月1日以降の申込分から新料金です。3月31日までに受付が完了すれば、工事日が4月以降でも原則として旧料金が適用されます。ただし、Interconnected WANとAll-Photonics Connectは4月1日以降の工事分が新料金です。

引っ越しや新設を予定する人は、利用開始希望日だけでなく、申込受付日、工事内容、派遣の有無、土休日・時間指定、キャンセル後の再申込条件を確認してください。見積り後に内容を変更した場合の適用料金は個別判断になり得ます。

契約者が確認する5つの手順

  1. 請求書またはマイページで、NTT西日本か光コラボ事業者かを確認する。
  2. 加入電話、ひかり電話、ひかり電話ネクスト、光回線電話のどれか確認する。
  3. ホームゲートウェイが無料、低価格275円、標準495円のどれか確認する。
  4. 直近数カ月の固定・携帯・050IP向け通話量を分けて見る。
  5. 新設・移転予定がある場合は、2027年3月31日までの受付可否と見積額を確認する。

よくある質問

NTT西日本の値上げはいつからですか?

通話料と対象ホームゲートウェイは2027年4月1日利用分からです。一般的な工事費は4月1日申込分から、VPNは原則5月1日利用分からです。

ひかり電話利用者は全員月275円上がりますか?

全員ではありません。一般的な「ひかり電話」の対応ホームゲートウェイは無料から月275円になりますが、ひかり電話ネクストや光回線電話のホームゲートウェイは公式FAQで有償化対象外とされています。

ホームゲートウェイ低価格プランはいくら上がりますか?

月275円の低価格プランは終了し、月495円の標準プランへ自動移行するため、月220円・年2,640円増です。移行時の低価格プラン解約金は発生しません。

3月中に工事を申し込めば旧料金ですか?

一般的なフレッツ光や加入電話は、3月31日までの申込受付分なら原則旧料金です。一部は工事日基準で、申込内容の変更や再申込もあるため、受付日と見積りを保存してください。

光コラボを利用していても同じ料金になりますか?

同じとは限りません。光コラボ事業者の改定有無や時期は各社が決めるため、NTT西日本ではなく契約先の請求・案内を確認します。

次に確認するのは個別通知と2027年春の見積り

今回の改定では、西日本固有のホームゲートウェイ条件を確認することが重要です。ひかり電話だけなら年3,300円増、低価格プランなら年2,640円増ですが、対象外サービスや光コラボ契約もあります。正式なサービス名と現在の機器利用料を照合してから影響額を判断してください。

今後は、契約者へ順次送られる書面、2027年春の個別工事見積り、光コラボ各社の改定案内を確認します。この記事の試算はNTT西日本が公表した税込料金を基にし、プロバイダー料金、割引、無料通話、個別設備条件を含みません。

※本記事は2026年11月4日時点のNTT西日本公式情報に基づく一般的な整理です。実際の請求額、工事費、適用条件は契約・設備・申込状況で異なります。最終的にはNTT西日本または契約先事業者の個別案内をご確認ください。

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